Chisato Yasui solo exhibition 'Whereabouts'


 

 

Profile|安井ちさと(やすい ちさと) IG : chisatoyasui
2010年に筑波大学大学院博士前期課程デザイン領域陶磁専攻を修了。
2008年大学院在学中に長女を出産したため修了後しばらく作家活動を休業。
本格的に作家活動を開始したのは2015年から2017年より海外へ進出し、以降国内外で作品を発表し続けている。

主な展示に、2020年つくばで開催された個展「Whereabouts - わたしの在り処」、2023スイスAIFAでの木下玲子とのDuo show「Do you see it?」。
2023イタリアで開催された“Grottaglie International Ceramic Competition”、ポルトガル開催の“Aveiro Ceramic Biennale”双方のコンペティションでHonorable Mention Prizeを受賞。

展覧会概要
安井ちさと個展『Whereabouts』
日時:2024年9月13日(金曜日)ー10月28日(月曜日)
場所:GASBON METABOLISM 山梨県北杜市明野町浅尾新田12

安井は「身体と造形の関係性」への興味をきっかけに、大学で陶芸を学んだ後、素材と自身の身体との対話を通して、“陶芸”の枠に留まらない作品を制作・発表をしてきました。

幼少期から今に至るまで、「何かを描いたり作ったりすることで、常に自身の感覚の触手の行く先に見え隠れする何かを追いかけているような心地でいる」と説明する安井の作品は、〈素材との対話〉や〈身体的な思索〉の結実として立ち現れます。

個展のタイトル『Whereabouts』とあるように、安井は自分の内・外に〈居場所〉を探し求めてきました。素材との直観的な対話を通して、言語化される以前の自身の実感や、この世界の真理にまで根を下ろすという制作への姿勢は、〈居場所〉の様相を捉えます。手に触れる素材と身体感覚が相関し、互いにとっての『路(理路)』となり新たなカタチとして作品をご高覧ください。

*表記は税込価格です。
*会期終了後に着払いにて配送となります。大型作品の場合、発送は別途ご相談となります。

x