MACCIU × Yonezawa-Dantsu
MACCIU × Yonezawa-Dantsu
グラフィックデザイナーのMACCIUと1966年から手織絨毯業を営む米沢緞通・滝沢工房が、緞通のアートプロダクトを制作
GAS AS INTERFACEがコーディネートし、初めての取り組みが実現。主にデジタル領域で活躍するMACCIUが、手で触れるときの感触やそこから得る直感をイメージしながらストーリーとモチーフをデザイン。米沢緞通・滝沢工房の職人が手織りで織り上げた、アートプロダクトです。座面や足元に置くことで、密度の高いウールに身体全体が支えられている感覚を味わえます。また、壁に掛けて作品として鑑賞することもできます。
作品タイトル
「心臓に触れる手」
いいものに触れるとき、人は思考停止するような心地よさと出会うことができると思います。時々、目に見えなかったり手で掴めない遠くのものに思考を巡らせすぎた脳には、そうした思考停止できる休息が必要だと思うことがあります。目の前にある物質の手触りや色使いに没頭して確かな感覚を味わう/最初に触れた一瞬のひらめきを大事にする/ひらめきに呼応する内臓の声に耳を傾けて活動する。今回は、そうした触れることで着々と培われていく感覚の大切さをデザインのテーマにしました。
緞通(だんつう)とは...
緞通は、高密度の手織りの絨毯のことです。手織りなので様々な色や模様が表現でき、縦糸にウールのパイル糸をからめ、横糸とからみ糸で形成された組織構成の為、毛糸の密度が高く、腰の強さが特徴です。裏をご覧になると表の図案がそのまま見えるのが密度が高い緞通の証です。
MACCIU / マチュー
京都を拠点に活動するグラフィックデザイナー。京都府宇治市出身。世界を変えるキッカケ・可能性の提供と再発見のために、日常生活やコミュニケーションを通して得た生き方や思想、手段などを記号や文字にしてデザインする。作品自体は、大胆な色面、削ぎ落とされたシンボリックなフォルムの描写を特徴とし、情報の設計と編集の試行なかで、思考を停止させる潔さと気持ちよさを追究しつづけている。
米沢緞通・滝沢工房
米沢緞通・滝沢工房は、山形県の南、米沢市にある緞通工房。この土地は米沢藩時代から絹織物の産地として有名です。手織絨毯は強く打ち込みが出来るので毛が抜けづらく丈夫なものが作れます。その為、裏地や接着剤を付ける必要がなく表の図案がそのまま裏に現れます。米沢緞通も同様です。これまで難しい織りや大きな絨毯の注文が入るたびに自分たちで織機を考案し作ってきました。近年は「佇まいが心地良い」緞通を目指しています。
受注生産の為、オーダー確認後、約2ヶ月前後でお届けとなります。
This is a made-to-oder item.
Delivery will take approximately 2 months after confirmation of purchase.