Julian Klincewicz『Solo Tumult』
Julian Klincewicz『Solo Tumult』
カリフォルニアを拠点に、写真やビデオ・音楽・テキスト・ファッションなど多様な表現形態を用いて唯一無二のヴィジョンを表現・探求し、世界のクリエイティヴ第一線で活躍するアーティスト
ジュリアン・クリンスウィックスの個展「Solo Tumult」の出展作品、また展示関連グッズがby GASBOOKにて販売開始!
日本で初公開された本展示は、東京・MARC JACOBS EVENT SPACE、大阪・RISE ABOVE GALLERY、福岡・SORTone FUKUOKAを巡回し、大盛況のうちに幕を閉じました。「Louis Vuitton」「MARC JACOBS」「Miu Miu」やBeyoncé、Jay-Z、Kanye West(Ye)、Steve Lacyらとの作品でも知られるジュリアン・クリンスウィックス。
『Solo Tumult』は、広告撮影のために訪れたオアフ島にある世界有数のサーフスポット、ワイメア湾で偶然その年最大のビッグウェーブの到来を目撃し夢中で撮影したもの。自然と人間、静寂と動感、精神と身体。そうした相反する要素を捉えており、混沌のなかで調和を探そうとする人間の姿が寓話的に現れている。それは、めまぐるしい速度で回るコマーシャル空間における作家自身のステータスを示唆するものであると同時に、慌ただしい現代に暮らす我々の肖像でもある。
【- Artist Profile -】
Julian Klincewicz / ジュリアン・クリンスウィックス
ジュリアン・クリンスウィックス(1995年生まれ)は、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動する多分野にわたり活躍するアーティスト。クリンスウィックスのアートに対する鮮烈な質感と感情豊かなアプローチ、また彼の多面的なスタイルは、ここ数年で彼をカルチャーのメインストリームに押し上げた。ビヨンセ、ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、ヴァージル・アブロー、ルイ・ヴィトンなどの世界的なトップ・ミュージシャンやブランドとのコラボレーションを手がける。
個展「IRON MIKE / BGT: NACHTWAGEN」(2022年、ベルリン)、グループ展「Coming Of Age」(2022年、ルイ・ヴィトン財団パリ)、グループ展「UNPOPULAR」(2022年、パワーハウス美術館、シドニー)など、国内外の著名な美術館やアート財団で作品を発表。ストリートとポピュラーカルチャーで最も影響力のある人物のリストで知られている "Hypebeast100(2022年)"とディズニーが選出する "Create 100(2023年)"にも選ばれている。また、ビヨンセ監督のドキュメンタリー映画 "Homecoming" では編集を担当し、グラミー賞を受賞。