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髙山端

一本の丸太から始まったこのシリーズは、線を引き、その線をなぞるようにして深く彫り進めていく行為から生まれました。 初めから完成形を描くのではなく、作業の中で木が持つうねりや起伏など、木の流れに導かれるようにして形が現れていきます。 年輪を一層ずつ削ぎ落としながら木の中心を探る行為は、単に物質を扱う作業ではなく、長い時間を内包する「木」という存在に向き合う行為そのものです。
中心に近づくほど年輪は古く、外側に向かうほど新しい。 髙山はその時間の層を辿りながら、過去を彫り進め、同時に自身の時間を刻み込んでいきます。「彫る」という行為は、時間を削ぎ落とすことと、自らの時間を重ねること。そのプラスとマイナスの均衡が取れた瞬間に、作品は静かに完成を迎えます。髙山にとって彫刻は「形を作る」ことよりも、「見えない空間を彫り広げる」ことに近いと言います。
線を深く彫ることで周囲の部分が浮き出てきたり、偶然生まれた形は洞窟や身体の内側のようにも見えます。

 

髙山瑞 / Midori Takayama
1993年 神奈川県出身
武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
東京藝術大学美術研究科彫刻専攻修士課程修了
主な個展に、「ぽろぽろしたたる」(文ヶ学、大分、2025)、「草々」(HAGISO、東京、2024)、「山の端、切り込み」(銀座蔦屋書店、東京、2023)、グループ展に、「有楽町ウィンドウギャラリー2025」(HIGASHIYA man 丸の内、東京、2025)、MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「NEW ERA」(天王洲運河一帯、東京、2024)
Intragram:@_midori_takayama

 

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