【CURRENT EXHIBITION】USUGROW個展 「踊る線、祈る線」

|2026年3月6日(金)〜|

 

 GASBON METABOLISMでは、USUGROW個展「踊る線、祈る線」を開催中です。USUGROWは、ドローイングやカリグラフィを軸に、ストリートカルチャーと密接に結びついた表現を長年にわたり展開してきた作家です。1990年代初頭、アンダーグラウンド・ミュージックシーンで活動を開始し、音楽、スケートボード、アパレルなど多様なカルチャーと横断的に関わりながら、独自の制作姿勢を築いてきました。

その根底にあるのは、DIY(Do It Yourself)の精神です。既存の制度や文脈に依拠するのではなく、自らの生活や環境と折り合いをつけながら制作を続ける姿勢は、作品の在り方そのものにも強く反映されています。細密な点描によるドローイング、無国籍的な書体によるカリグラフィ、そして墨や線によるミニマルな 表現は、ストリート由来の衝動と静かな精神性を内包しています。

 

|USUGROW available work list|

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Featured Artist|USUGROW|

音楽シーンのフライヤー製作からアーティスト活動を始める。イラストレーション、カリグラフィ、ペインティング、ミューラル等、手法、媒体を超え制作活動を展開。身辺の事象を線と点を用いて視覚に翻訳する。

HPusugrow.com 

IG@usugrow

|interview|

【Chapter01】

本展にあわせ、作家USUGROWへのインタビュー動画を公開いたします。
音楽シーンのフライヤーやアルバムカバー制作から始まった活動と、現在まで続く制作の姿勢、そして長く向き合ってきた「線」について語っています。
踊るように、祈るように紡がれる線。
文字と絵の境界を越えながら生まれる表現の背景を、作家自身の言葉でぜひご覧ください。

 

|Featured Works|

 

《涅槃像》


《涅槃像》
H270 × W480cm
木製パネルにアクリル
2024

2024年にGASBON METABOLISMでの滞在制作を通して描かれた大型作品。
仏教美術に見られる「涅槃像」をモチーフに、無数の線の反復によって静かな像が立ち上がっている。USUGROWにとって仏のモチーフは、1990年代初頭から描き続けてきた主題のひとつであり、本作では「悟りの境地」として表される涅槃の状態とはどのような感覚か、思索しながら制作された。安らぎを象徴する像を描く行為は、作家自身の内面や精神のあり方を見つめ直す試みでもある。

 

 

 

《Dance Series》

 

世界各地の舞踊をモチーフに制作されたシリーズ。フラメンコやトルコのセマ、アジアの舞踊など、異なる文化に根ざした踊りの身体の動きやリズムを、流れるような線の連なりによって描き出している。作家自身で各地の音楽や文化背景を調べて制作を行い、線の動きと踊りのリズムが重なり合うことで画面が構成されている。作家は文化が土地ごとに変化しながら伝播していく過程にも興味があり、線の流れはその動きや時間の感覚を象徴している。

 

 

 

《Live Painting Works》

2014–2016

クラブイベントなどで行われたライブペインティングから生まれた作品群。深夜のイベント会場の中で音楽を聴きながら即興的に描かれたもので、観客のためのパフォーマンスではなく、その場で生まれる行為そのものに重きが置かれている。何層にも重なる線や文字は、その瞬間に浮かんだ思考や言葉の断片が蓄積された痕跡であり、時間の流れをそのまま画面に定着させた記録でもある。

 

|展覧会情報|

日時 : 2026年3月6日(金)–  終了日未定
    11:00 ~ 17:00 (火・水・木曜休館)
場所 : GASBON METABOLISM(山梨県北杜市明野町浅尾新田12)

 

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